金属3Dプリンタ+切削加工による金属立体造形機について

金属3Dプリンタ+切削加工による金属立体造形機について


造形金属素材の耐久性、強度面が実用レベルに達した設計、解析、製造技術が標準化され品質が安定し、大量生産に対応できるインフラ整備ができたことから、今後、大手製造業者が量産現場へ3D金属造形機を積極的に採用する見込みです。

3dprinter1

松浦機械製作所、ソディックの金属立体造形機は、パナソニックから特許ライセンスを受けており、上図のような工程三次元形状造形物を製造するタイプです。金属は、現在のところ、SUS420JⅡ改良材系金属粉末やMaraging steelですが、チタン合金についてもレーザ出力とのマッチングデータを採集しているとのことでした。

3dprinter2

森精機、マザックの金属立体造形機は、上図に示すような金属溶射とNC切削加工を組み合わせたもので、フラウンホーファー研究所から特許ライセンスをうけているとのことです。